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【10代後半アスリート向け】 水分補給をもう一歩深く理解しよう

なぜ10代後半アスリートから水分補給の理解を深める必要があるのか?

今回は10代後半のアスリートから水分補給について質問をいただきました。
小学生の頃は「喉が渇く前に飲もう」という理解でも十分ですが、高校生以降は競技レベルや練習量が増え、自分自身でコンディションを管理する力が求められます。
同じ練習時間でも気温や湿度、競技特性によって発汗量は大きく変化します。さらに、水分不足は熱中症だけでなく、集中力低下やパフォーマンス低下にもつながります。
今回は高校生から大学生、競技レベルの高いアスリートに必要な水分補給の考え方を整理していきましょう。
体重が300g減った=失った水分は300gではない

例えば、
練習前体重:60.0kg
練習中の飲水量:500ml
練習後体重:59.7kg
だった場合、体重は300g減少しています。
しかし練習中に500mlの水分を摂取しているため、実際に身体から失われた水分量は約800mlとなります。
失った水分量
=体重減少量+摂取した水分量
この考え方を知ることで、自分の発汗量を把握しやすくなり、競技中や練習中に必要な補給量の目安を知ることができます。
まずは練習前後の体重測定から始めてみましょう。
汗で失われるのは水だけではない

汗として失われるのは水分だけではありません。
ナトリウムやカリウムなどの電解質も同時に失われています。
また、飲んだ水分は胃で吸収されるわけではなく、小腸へ送られてから吸収されます。そのため喉が渇いてから一気に飲むのではなく、運動前から計画的に補給することが大切です。
運動量や発汗量によっては、水だけでなくスポーツドリンクや経口補水液を適切に使い分けることも重要になります。
まずは自分の発汗量を知り、自分に合った水分補給方法を考えていきましょう。
【からだちの先生から】
トップアスリートになるほど、自分自身の身体を理解し管理する能力が求められます。
水分補給は単なる喉の渇き対策ではなく、パフォーマンス管理の一部です。
まずは「どれだけ失っているのか」を知ることから始めてみましょう。