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20代男性野球選手(実業団レベル)

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現状説明(評価結果・考察)

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現在は肘後方に痛みが認められています。

今回の症状は、転倒などの外傷歴や強度の高い投げ込みを行っていない状況で発生しており、一方で投球動作時の他部位の負担軽減を目的としてフォーム改善へ取り組んでいる時期に出現しています。

野球選手の肘後方痛では、肘頭インピンジメントに伴う肘頭の欠損や剥離、裂離などの骨性病変の疑いについても慎重に確認する必要があります。

しかし、

・転倒などの外傷歴がない
・強度の高い投球負荷がない
・ロッキング症状が認められない
・限局的な骨圧痛が認められない
・圧痛部位が肘頭そのものではなくやや近位側である

これらの所見を総合的に評価すると、現時点では骨性病変の疑いは高くないとからだちでは考えています。

また、フォーム改善による動作変化や負荷のかかり方の変化を考慮すると、現時点では上腕三頭筋停止部周辺の炎症(付着部炎・腱炎)の疑いが高い状態であると考えています。

ただし、症状の経過によっては再評価や医療機関での画像検査が必要となる場合もありますので、今後も状態を確認しながらサポートを行っていきます。

競技復帰に向けた注意点

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現時点では練習を中止する必要性は高くないとからだちの先生は考えています。

ただし、痛みを我慢して強度を上げることは避け、近距離でのキャッチボールから開始し、状態を確認しながら徐々に距離や強度を上げるようにしてください。

特にアップ時はクイックモーションにならないよう注意し、ゆったりとしたフォームで身体全体を使って投げることを意識してください。

注意していただきたいポイントは、

・肘後方へ強い負荷が加わる投球動作
・肘が下がりすぎるフォーム
・身体から離れた位置でのリリース
・リリースポイントが後方になりすぎるフォーム
・不必要にクイックな投球動作
・肘内側へ強い負担が加わる投球動作

です。

今回の症状とこれまでの経過を考慮すると、改善にはある程度の期間を要する可能性があります。

その理由は、今回の症状改善にはフォーム改善が重要な要素となるためです。

安静によって一時的に痛みが改善したとしても、フォームが変わらなければ再発する可能性は高くなります。

そのため、投球距離・投球数・強度を調整しながらフォーム改善へ継続的に取り組み、長期的な競技継続につなげていきましょう。

からだちからの提案(セルフケア・通院・リカバリー)

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からだちからの提案としては、

・練習後のアイシング
・練習前の段階的なウォーミングアップ
・十分な睡眠時間の確保
・入浴による疲労回復
・ストレッチによる柔軟性維持

を継続して行ってください。

またフォーム面では、

・肘の位置を適切に保つこと
・身体から離れた位置でリリースしないこと
・リリースポイントが後方になりすぎないこと
・肘内側へ過剰な負荷がかからないこと
・不必要なクイックモーションを避けること

を意識して取り組んでください。

通院については、練習後や試合後など負荷がかかったタイミングで状態確認を兼ねて来院されることをおすすめします。

一方で練習がない日は、仕事や睡眠による回復を優先し、無理に来院する必要はないとからだちは考えています。

ご自宅ではストレッチや入浴などのリカバリーを積極的に行い、身体を回復させる時間を確保してください。

繰り返しになりますが、今回の症状改善にはフォーム改善が非常に重要です。

痛みを取ることだけが目的ではなく、今後も長く競技を続けるための身体づくりと投球フォームの最適化を目指して、からだちと一緒に取り組んでいきましょう。

からだち鍼灸整骨院